教えざる者の責任

“まだ子どもだから”とか、“若いからしょうがない”とか、“そのうちに分かるだろう”と、このような言動に対して寛大な人がいます。
いかにもおおらかに見えますが、場合によっては、かえって思いやりがないということもできます。注意をせずにそのままにしておくと、その人は自分の間違いや欠点に気がつかず、誤りがますますエスカレートしていく恐れがあります。

ですから、親とか、上司、先輩の立場にあるような人は、子どもや後輩の間違いや欠点を見たりしたときには、すぐに、その人の将来の幸せを願う心と温和な言葉で、注意したり正しい道を教えてあげる。

これがすなわち真の思いやりです。

技術者という者は、なかなか自分で身につけた技術を教えようとはしない。後輩達は先輩達の仕事ぶりを後ろからこっそりと盗み取り技術を磨いていた者ですが、近頃は技術を教えようとはせず又習おうともしない身につけようともしない者が多くなってきている。

悲しかな今の働き盛りの人は、何も知らない人々が多い「かわいそうな人達・・・である」知らなければ知らないですむと言うか、情けない組織がある(誰かがカバーしている)。

彼もそうなんです、若いときに先輩達又は上司から指導(教育)を受けていないから又は拒否していたのか、立ち去る前に一言「若い時に指導を受けないから、今つけが回ってきているんでしょう。」彼には子供がいない。

それは先輩・上司が後輩・部下にこれだけは教えておかなければならないこと又、恥ずかしくないように。若い者には年を取ってから自分たちの部下に教育できるように、部下から質問されても惑わないためにもと思い振る舞う。

2006.02.11

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